道民のみなさんなら「の・ぼ・り・べ・つ、と言えば?」の続きが答えられますよね?
そう、「ク・マ・ぼ・く・じょ、クマ牧場!」です。
北海道ローカルCMでお馴染みののぼりべつクマ牧場ですが、道民でも意外と行ったことがない方も多いのでは?
ひつりんは今回彼と初めて行ってきました!
入場料が少々お高めで今まで行っていなかったのですが、行っておかねば!と思いチャレンジ。
実際に行った全体の感想ですが・・・
来てよかった!思っていた以上に面白い!
期待を超えてくれました。
初めは入場料が高すぎると思っていましたが、ロープウェイ往復代も込みですし、
クマだけでなくアヒルレースも見れたりクッタラ湖を見下ろす展望台もあるので、
まあそんなもんかな?という気持ちに変わりました。
ただし冬季は閉鎖されてしまうところもあるためおすすめシーズンは夏ですが、
これからご紹介するシュールなゴンドラ「とば1号/2号」を見たいなら冬に訪れましょう!
それでは見どころを紹介していきます!
登別温泉街からクマ牧場を結ぶロープウェイ
クマ牧場は山の上にあるので、唯一のアクセス手段はロープウェイになります。
ロープウェイは登別温泉街から出ており、登別温泉に宿泊するならアクセス良好です。
ひつりんが今回利用した登別温泉ホテル「まほろば」からは徒歩5〜10分程度の距離です!
ロープウェイ乗り場へは温泉街から続く階段を登っていきます。
結構急・・・笑
励まし合いながら登りましょう。
途中にはこんな看板も。
到着しました!ロープウェイ乗り場です。
ここから入って、チケットを購入します。
往復のロープウェイ料金とクマ牧場の入園料込で2,600円。
ちなみに「じゃらん」からクーポンが出ておりスマホを見せるだけで値引きしてもらえるので検索してみてください^^
チケットを購入したらいざロープウェイへ!
結構スピードが早く、7分で山頂まで到着です。
だんだん遠くなる温泉街、周りの山の景色も素敵ですが、ここで注目すべきは「とば1号」「とば2号」!
冬季限定でゴンドラにしれっと混ざっています。こちらが「とば2号」です!
鮭を吊るして冷気に当てて乾燥させ、クマの餌用の鮭とばを作っているのだとか。
なんて斬新な発想笑。そして北海道らしい光景ですね笑。
この鮭とばは、クマの餌として一袋300円で販売されています。
「とば1号、2号」は運行期間であれば行きに1度、帰りに1度、すれ違うはず。
よく目を凝らしておきましょう!
第一牧場(オス)と人のオリ
第一牧場はオスのクマの牧場となっています。私が行ったときは3頭のクマがいました。
動物園に行っても、あまりクマってちゃんと見ないですよね。
毛がふわふわで見た目は可愛らしいのですが爪は鋭く体も大きいので、
確かに襲われたらひとたまりもないだろうな・・・と思いました。
のぼりべつクマ牧場では、クマの餌やり用のおやつが一袋100円で販売されています。
クッキーと餌が選べますが、どちらでも普通に食べてくれました。
ちなみに先ほどの鮭とばもこちらで一袋300円で購入できます。
下の写真は左がクッキー、右が餌です。
クマに向かって投げると、喜んで食べてくれます。
下の写真のクマくんは、この場所にぽてっと座って動かず、餌を待っている様子でした。
いい感じに投げればキャッチしてくれますが、外してしまうとカラスに横取りされてしまうことも・・・
下の写真は人のオリ。インパクトのあるネーミングセンスですよね笑
ガラスのすぐ向こう側にクマがいます!
餌をあげるための装置がついているので、クマさんはこちらに常に寄ってきます。
間近でクマを観察することができますよ!
第二牧場(メス)
こちらはメスのクマの牧場です。
オスよりも頭数が多く、餌をもらうためのアピールをするクマさんたちの姿を見ることができました。
二足で立ち上がって、手を振ってアピール。これは餌をあげたくなります!
2本足ですっくと立って、今にもスタスタ歩き出しそうじゃないですか?
クマってこんなにビシッと立てるんですね。驚きです。
牧場の脇には、飼育されているクマのPRがありました。
飼育員さんの愛とユーモア溢れるPRに、全部しっかり読んでしまいました笑
一頭一頭の性格や特徴をしっかりと把握し、お客さんが楽しく読めるようになっています。
そしてクマへの愛が伝わってきます。
アヒルの競走
もはやクマとの関係性はよくわかりませんが、のぼりべつクマ牧場の第二の見どころ、アヒルの競走です。
一口200円で賭けをすることもでき、1等を当てればちょっとした景品をもらうことができます。
賭けをしなくても見学は自由です!
待機中のアヒルさんたち。のんびりぼーっとしておられます。
係のお兄さんに連れられてスタートポジションへ。
一列に並んでよちよち歩いている姿が可愛らしいです。
いよいよスタート!
コースには障害物や餌が置かれ、どの子が優勝するのか想像がつかない展開に。
会場は盛り上がりました^^
結局応援していた子はビリだったのですが、可愛らしいアヒル競走に癒やされました。
ヒグマ博物館
ヒグマ博物館では、ヒグマの生態や出産から大人になるまで等、クマについて深く学ぶことができます。
個人的にはクマ牧場の歴代ボスの紹介が面白かったです。
飼育員さんはよく観察しているんだなあと感心しました。
ボスクマはただ強いだけでなく、一頭一頭性格があるようで、ボスの性格によって牧場の様子が変わるのだなあと思いました。
ボスのキャラクターによって牧場が戦国の世になったり平和な時代になったりするようです。
クマ社会も大変ですね。
クッタラ湖展望台
ヒグマ博物館の屋上はクッタラ湖展望台になっています。
クッタラ湖は周囲8km, 面積4.7km, 最大水深148mの真円形のカルデラ湖です。
きれいな丸の形の湖は、国内有数の透明度と水質なのだとか。
山にかこまれた神秘的な湖はまさに絶景です。とにかくこの丸さは感動的ですよ!
のぼりべつクマ牧場の所要時間は?
ここまで上述してきた通り、思った以上に見どころが多いので、ロープウェーに乗っている時間含め1.5〜2時間ほどです。
私はもともと「クマがいるだけじゃないの?」と思っていましたが、いろいろなクマを観察したり餌をあげるのも夢中になりますし、
博物館やクマ以外の見どころあるので案外時間がいつのまにか過ぎてしまいました。
また夏にはアイヌ民族の文化に触れられるユーカラの里、リスに会える「リス村」に入ることもできるので
盛りだくさんの体験をできそうですね。
まとめ
ロープウェイから始まり、クマに餌をあげ、アヒルレースを応援し、クマの一生を学んでクッタラ湖を展望して・・・と、
のぼりべつクマ牧場では盛りだくさんの楽しみが待っています。
ここでは紹介しませんでしたが、NKB総選挙なるものも開催しているようで、
ロープウェイ乗り場に今年の神7に選ばれたクマが紹介されていました。
インパクトのあるCMからもわかる通り、園内もシュールな面白さにあふれています。
とくに動物好きの方には是非おすすめしたいと思います。行ったことがない方は一度行って損はないですよ。
彼・彼女と笑顔のあふれる楽しいデートになると思います。
Information
HP: https://bearpark.jp/
営業時間:4-6月8:30-16:30/7-9月8:00-17:00/10-1月8:30-16:30/2-3月8:30-16:00
入園料:大人2600円/子供1300円
駐車場:普通車520円
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